1.実際に勤務するのは派遣先の会社
派遣会社に登録をすると、雇用契約は派遣会社との間で結ばれることになります。
ただし、ここで働くのではなく、実際に勤務するのは派遣先の会社です。
派遣先の会社とは雇用関係にはありませんが、指揮命令系統に属することになるため、具体的な業務はそちらの指示に従って行うことになります。
会社によってどのような業種への派遣を得意としているかは異なっていますので、登録する場合は自分が希望する業種を得意としている会社を選びましょう。
事務系や軽作業系、イベント系や製造業系など多様なタイプが存在しています。
普通は登録を募集している会社の求人広告に、どういった場所に派遣されるのかは書いているので、それを見ればどこに行くタイプの会社なのかがわかるはずです。
2.働く期間について
働く期間も一日のみの超短期から数か月間の長期まで様々です。
一日のみのタイプも、予定が空いている時にその都度働けるタイプもあります。
長期間働くタイプは基本的にその期間はずっと働くことになります。
安定しているのは長く派遣されるタイプであるため、収入が途切れてしまうのは嫌だという方はこちらを選びましょう。
単発のタイプもメリットはあり、例えば副業として本業の空いている日に働いて収入を得る事や、次の仕事が決まっているけれどまだ少し時間が空いているという場合に活用する、勉強の忙しい学生が少しの空いている時間を活用してお金を稼ぐといったことが可能です。
予め派遣先を掲載して募集しているところもありますが、同じ派遣先になっている会社をいくつも見つけられるケースがあります。
3.派遣会社の選び方
同じ派遣先だとしても派遣会社がどこかでは給料や待遇が異なるため、もし掲載されている派遣先で働きたいために派遣WEB登録するのであれば、条件をよく比較して選ぶのがおすすめです。
派遣会社は大小さまざまな会社がありますが、大手の方が安心することができます。
小さなところはコンプライアンスが十分ではないところも少なくないので、労働条件が悪かったり給料条件が不当であったりすることがあります。
この辺の事情については口コミでも確認できますが、きちんと派遣先の説明がなされなかったり、福利厚生が取れなかったりするようなところは避けましょう。
きちんとした派遣会社であれば、正社員に比べて自分の都合で働きやすいので便利に活用できます。
ただ、会社ごとにばらつきがあるので、登録する場合はしっかりと比較をして後悔しないように選択しましょう。
最終更新日 2025年7月20日 by furiwa