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1.ベッドは寝室の広さや体の大きさによって使い分ける
ベッドはサイズによって寝心地に違いがあり、寝室の広さや体の大きさによって使い分けることが大事です。
シングルサイズは最も小さくスペースをとらないので一人暮らしのワンルームに便利です。
男性であれば1人で移動させられるため模様替えも簡単で、搬入と処分もそれほど困ることがありません。
1人用のベッドとして定着しているため供給量が多く好きなデザインを見つけやすいという利点もあります。
一人暮らしの部屋は狭いことが多いので収納スペースが不足しがちです。
メーカーは収納スペースを確保したいという消費者の需要を知っているので、シングルサイズには収納機能を備えたものが多いです。
女性は洋服などで部屋が溢れることもありスッキリ収納できるものを選ぶと良いです。
ただし成人の体型だと横幅に不満が出やすく寝返りがしづらいと感じることがあり、子供や小柄な女性向けという一面を持っています。
セミダブルサイズはシングルよりも少し大きく種類も十分にあります。
高めのビジネスホテルで導入されていることもあり、1人でプチ贅沢を味わうのにちょうど良いサイズと言えます。
2.ダブルは実際は1人用で成人が自由に寝返りを打つことができる
ダブルという言葉から2人用と考えている人も多いですが、実際は1人用で成人が自由に寝返りを打つことができます。
同居していない恋人などが家に泊まることになっても狭さを感じないで一緒に寝られます。
寝返りが楽なサイズですがマットレスを間違えると体に負担がかかります。
価格が安くて硬いボンネルコイルと価格が高いポケットコイルがあり、硬くても柔らかくてもダメなので一回試しに寝てみて自分に合ったマットレスを購入します。
夫婦や恋人で寝たい人におすすめなのがダブルサイズで、カバーは1組分なので取り替えたり洗濯したりするのが楽です。
成人2人が寝ても十分な広さがありながらパートナーの体温を傍で感じられるので良いコミュニケーション手段となりますが、振動が気になる人は避けなければなりません。
特にボンネルコイルは振動が伝わりやすいため睡眠を妨害されます。
それ以外にもパートナーの寝相が悪いと共有している布団を取られて寒いなどの問題が出ます。
3.クイーンサイズはパートナーの振動が伝わらず夫婦の真ん中に子供を寝かせることもできる
傍では寝たいけれど振動や寝相で断念した場合はシングルベッドをくっ付けて寝るのが無難です。
ダブルはシングルよりも横幅が小さいのでシングル2つ分の方が広くなりますが、それよりも大きいのがクイーンサイズです。
マットレスも2枚なのでパートナーの振動が伝わらず夫婦の真ん中に子供を寝かせることもできます。
綺麗にベッドメイキングすれば豪華な見た目になって高級ホテルに泊まっているかのような気分に浸れます。
搬入を考えると最低でも8畳は必要で、それでもその部屋は寝る以外のことができなくなります。
寝室にクローゼットなど他の家具を設置する予定ならば12畳くらいの広さが必要です。
またこのくらいのサイズから階段や廊下を使った搬入が難しくなるため、家を建てる時に搬入できる大きな窓を用意しておきます。
マンションだとエレベーターで運ぶことになりますが、入りきらないので諦めなければならないケースもあります。
クイーンサイズは設置するのにハードルが高いため、カバーやマットレスなどの流通量が少ないです。
おしゃれなものが良いなどこだわりがある人は限られた種類の中から選ぶので後悔する可能性があります。
4.王様気分を味わえるのがキングサイズ
最も大きなサイズで文字通り王様気分を味わえるのがキングサイズです。
正方形をしており寝相が悪い人でも落っこちる心配がなく子供を寝かせても安心です。
クイーンサイズよりも設置場所を選び搬入を大変ですが、極上の贅沢を味わうのに適しています。
キングサイズ用のアイテムも少ないですが、おしゃれなデザインになっていることが多いのでこだわりに合った物を見つけやすいです。
一般的に狭さを感じないのは横幅が肩幅プラス30cmのベッドサイズで、1人ならばシングルあるいはセミダブル、2人ならダブル以上を選ぶのが一般的です。
体の大きな人は1人用では物足りないのでダブルでゆったり寝るのが良いです。
横幅は開放感や寝返りに関係していますが、身長の高い人だと縦の長さんも快適にしなければなりません。
通常より12cm長く設計されたロングサイズは足元が広々使えるので枕を置いても足がはみ出ることがありません。
身長180cmの人が通常のサイズで寝ると足がギリギリで枕の位置によっては長さが足りませんが、ロングサイズだと余裕があり枕を上ギリギリに置かなくても良いです。
長いとそれだけ部屋を圧迫するので窮屈になりやすいですが、高さを抑えたフロアタイプにすることでワンルームでも開放感を守れます。
寝るだけの家具にお金を使いたくないという人は、睡眠が体に与える影響を考えると最適なサイズを選ぶことがどれほど重要か分かります。
睡眠によりダメージは修復され健康を維持しているので、自分の体に合ったベッドの上で寝ることは決して侮れません。
最終更新日 2025年7月20日 by furiwa